幹部候補生 (自衛隊)とは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 辞書・百科事典 > 百科事典 > 幹部候補生 (自衛隊)の意味・解説 

幹部候補生 (自衛隊)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/05/25 15:15 UTC 版)

自衛隊における幹部候補生(かんぶこうほせい)とは、幹部自衛官になるために教育・訓練を受けている学生、いわゆる士官候補生のことである。曹長(陸曹長・海曹長・空曹長)の階級が指定される[1]が、同じ曹長でも幹部候補生ではない者の上位とされる。幹部候補生としての教育課程を終えると、3尉大学院修士課程修了者で院卒者試験に合格した者、医科・歯科幹部候補生、6年制卒の薬剤科幹部候補生は2尉)に昇任する[2]。平成27年度7334人の応募数で、平成26年度比13.8%減[3]


注釈

  1. ^ ただし、大学院修士課程修了者及び現役自衛官は28歳未満とする[10]
  2. ^ ただし、陸上幕僚長海上幕僚長又は航空幕僚長が定める要件を具備する場合は任用後1年とする[11]
  3. ^ ただし、薬学修士取得者は28歳未満の者とする[14]

出典

  1. ^ 飛行幹部候補生は3曹~曹長
  2. ^ a b c 防衛省. “自衛隊幹部候補生”. 2015年12月31日閲覧。
  3. ^ 朝日新聞発行週刊朝日12月11日号24ページ「自衛官リクルート作戦」
  4. ^ 防衛省. “海上自衛隊 幹部候補生学校”. 2015年12月31日閲覧。防衛省. “航空自衛隊 幹部候補生学校”. 2015年12月31日閲覧。
  5. ^ 現行の制服では、幹部用の制服には肩章に金線がなく曹士用の制服には金線が入る
  6. ^ 第54期MD課程 第1期NB課程 卒業式 <陸上自衛隊幹部候補生学校>/自衛隊ニュース 981号 (2018年6月15日)”. www.boueinews.com. 防衛ホーム. 2019年4月16日時点のオリジナルよりアーカイブ。2019年4月16日閲覧。
  7. ^ a b c d e f g h 幹部候補生学校:教育【学生隊紹介】 - 海上自衛隊幹部候補生学校
  8. ^ 着校・入校式(第71期一般幹部候補生課程及び第3期医科歯科看護科幹部候補生課程)【ニュース・イベント】 - 海上自衛隊幹部候補生学校
  9. ^ 令和2年8月28日防衛省訓令第53号第3条第1項
  10. ^ 令和2年8月28日防衛省訓令第53号第3条第2項
  11. ^ a b 令和2年8月28日防衛省訓令第53号第4条
  12. ^ 令和2年8月28日防衛省訓令第53号第5条第2項
  13. ^ 令和2年8月28日防衛省訓令第53号第6条
  14. ^ 令和2年8月28日防衛省訓令第53号第7条
  15. ^ 令和2年8月28日防衛省訓令第53号第7条の3
  16. ^ 令和2年8月28日防衛省訓令第53号第8条
  17. ^ 特段の事情が無い限りは全員が同日昇任
  18. ^ 指揮官として勤務中における部下の服務事故も後の昇任等に影響を受ける
  19. ^ 他には経歴として防衛駐在官等の出向経験等も左右される
  20. ^ a b 平成25年度 航空自衛隊幹部候補生学校 学校行事 - 航空自衛隊幹部候補生学校
  21. ^ 平成30年度外洋練習航海(飛行)について2019年3月13日、海上自衛隊プレスリリース


「幹部候補生 (自衛隊)」の続きの解説一覧

「幹部候補生 (自衛隊)」の例文・使い方・用例・文例

Weblio日本語例文用例辞書はプログラムで機械的に例文を生成しているため、不適切な項目が含まれていることもあります。ご了承くださいませ。


英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「幹部候補生 (自衛隊)」の関連用語

幹部候補生 (自衛隊)のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



幹部候補生 (自衛隊)のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアの幹部候補生 (自衛隊) (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。
Tanaka Corpusのコンテンツは、特に明示されている場合を除いて、次のライセンスに従います:
 Creative Commons Attribution (CC-BY) 2.0 France.
この対訳データはCreative Commons Attribution 3.0 Unportedでライセンスされています。
浜島書店 Catch a Wave
Copyright © 1995-2024 Hamajima Shoten, Publishers. All rights reserved.
株式会社ベネッセコーポレーション株式会社ベネッセコーポレーション
Copyright © Benesse Holdings, Inc. All rights reserved.
研究社研究社
Copyright (c) 1995-2024 Kenkyusha Co., Ltd. All rights reserved.
日本語WordNet日本語WordNet
日本語ワードネット1.1版 (C) 情報通信研究機構, 2009-2010 License All rights reserved.
WordNet 3.0 Copyright 2006 by Princeton University. All rights reserved. License
日外アソシエーツ株式会社日外アソシエーツ株式会社
Copyright (C) 1994- Nichigai Associates, Inc., All rights reserved.
「斎藤和英大辞典」斎藤秀三郎著、日外アソシエーツ辞書編集部編
EDRDGEDRDG
This page uses the JMdict dictionary files. These files are the property of the Electronic Dictionary Research and Development Group, and are used in conformance with the Group's licence.

©2024 GRAS Group, Inc.RSS