年季売とは? わかりやすく解説

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年季売

読み方:ネンキウリ(nenkiuri)

中世近世土地売買形式

別名 年作売


年期売

(年季売 から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/02/18 15:44 UTC 版)

年期売(ねんきうり・年季売年紀売)とは、中世日本で行われた売買契約の1つ。土地などの対象物件を一定期間に限って売却して代価を受け取り、契約期間満了後には自動的に売主に権利が戻る契約である。


  1. ^ また、特殊な例として年期売後に売主は物件自体は引き渡さずに、買主は売主から代価に見合う収益相当の支払を受けた例もある。
  2. ^ ただし、古代・中世日本においては近現代の法学的な意味での所有権の概念が希薄で、土地と本主は本来は不可分な関係であり本主(売主)は潜在的に買主に対して請戻を要求できる権限を持っていると考えられていた(本主権)と言われている。


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