平等通昭とは? わかりやすく解説

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平等通昭

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/07/24 02:39 UTC 版)

平等 通昭(びょうどう つうしょう、1903年2月25日 - 1993年9月20日[1])は、浄土真宗の僧、仏教研究者。

神奈川県出身。別名・都筑照雄、平等通照。浄土真宗本願寺派善教寺[要曖昧さ回避]の継嗣。本名・通照(みちてる)、得度して通昭だが、双方を用いた。早稲田高等学院卒、1926年東京帝国大学文学部梵文学科卒。自宅に印度学研究所を開く。1929年善教寺住職となり、1962年新羽幼稚園を設立、園長となる[2]。なお、1947年と1951年の横浜市議会議員選挙(港北区選挙区)に日本社会党公認で立候補し落選している[3]

著書

  • 『仏所行讃』東方書院 日本宗教講座 1934
  • 『人生の幸福』平等通照 日本仏教協会 1951
  • 『印度仏教文学の研究 第1 (梵文仏所行讃の研究)』印度学研究所 1969
  • 『古き印度の旅 印度仏蹟紀行』印度学研究所 1969
  • 『印度文学 歴史・解説・女性・訳詩』印度学研究所 1970
  • 『美しき印度の旅 印度仏蹟紀行』平等通照 印度学研究所 1971
  • タゴールの学園 我等のサンチニケタン』印度学研究所 1972
  • 『印度仏教文学の研究 第2 (大事譬喩譚の研究 第1巻)』印度学研究所 1973
  • 『国語に入った梵語辞典』平等通照編著 印度学研究所 1978
  • 『南北のシルクロードの旅 中国僧求法の道を辿って』平等通照 印度学研究所 1979
  • 『印度仏教文学の研究 第3巻 (梵文大事譬喩譚に於ける本生話の研究)』平等通照 印度学研究所 1983
  • ヂャータカ物語本生話』山喜房仏書林 1983-85
  • 『鐘は鳴っている ある門徒寺の住職の記録』平等通照 印度学研究所 1989

共著編

  • 『梵文仏伝文学の研究』木村泰賢共著 岩波書店 1930
  • 『印度文学読本』編 印度学研究会 1937

翻訳

  • 國譯一切経 印度撰述部 本縁部 4』常盤大定,寺崎修一共譯 大東出版社 1928-
  • 『國譯一切経 印度撰述部 本縁部 5』赤沼智善,西尾京雄,岡教邃共譯 大東出版社
  • 『國譯一切経 印度撰述部 經集部 1』林岱雲共譯 大東出版社
  • 馬鳴『仏陀の生涯 梵詩邦訳』印度学研究所 1929
  • 馬鳴『仏陀の生涯 仏所行讃』冨山房百科文庫 1939
  • 『仏陀の死 巴利語経典和訳』平等通照訳著 印度学研究所 1962 印度仏典和訳叢書
  • 『梵文仏説阿弥陀経 極楽荘厳経小経』訳註 印度学研究所 1983
  • 『梵文和訳仏説無量寿経』訳著 印度学研究所 1985

脚注

  1. ^ 『著作権台帳』
  2. ^ 大倉精神文化研究所
  3. ^ 「横浜の選挙50年のあゆみ」(横浜市選挙管理委員会)



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