市民活動と慈善活動
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/08/10 02:12 UTC 版)
「ペニー・プリツカー」の記事における「市民活動と慈善活動」の解説
プリツカーは公教育に関与している。かつて、シカゴ教育委員会の委員やシカゴ公教育基金の会長を務めた。2002年にハーバード大学監督委員(Board of Overseers)に選出され、6年間の任期を務めた。2018年、ハーバード大学のもう1つの監督機関であるPresident and Fellowsに選出された。プリツカーはアスペン研究所(英語版)のSkills for America's Future (SAF)の諮問委員会の議長を務めた。プリツカーはシカゴ現代美術館の元理事長である。 プリツカーは夫のブライアン・トラウベルトとともに、プリツカー・トラウベルト・ファミリー財団を設立した。この財団は、シカゴの若者の身体活動と経済的機会の拡大のための支援を行っている。雑草の生えたサッカー場を芝生に転換するための500万ドルの寄付や、シカゴ周辺のテニスコートの修繕のための100万ドルの寄付を行った。また、シカゴ地域の子供たちが5キロメートル走を行うための準備プログラムである「シカゴラン」を設立した。 2012年、『シカゴ(英語版)』誌はプリツカーを「最もパワフルなシカゴの住人100人」の一人に選んだ。2014年3月26日、『ELLE』誌はプリツカーを「ワシントンの女性実力者」の一人に選んだ。 2018年2月、カーネギー国際平和基金の評議員会議長に選出され、5月に就任した。 2020年3月、プリツカーは弟でイリノイ州知事のJ・B・プリツカーからの要請で、COVID-19パンデミック下において非営利組織を支援する「イリノイ州COVID-19対応基金」を設立した。要請を受けてから6日後の3月24日に、2300万ドルの基金の創設が発表され、プリツカー夫妻はそのうち150万ドルを拠出した。
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