小胞子嚢
小胞子嚢
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/02/27 03:53 UTC 版)
小胞子嚢には少数の胞子を含むものと単胞子のものがあり、その外見はかなり異なる。 少数の胞子を含む小胞子嚢は柄独自に柄を持ち、その上に作られる。この柄はわずかに曲がっているものもあるが、強く巻き込むように曲がっているものもある。長さは50μmまでで、先端に向けて細まっており、基部で径4μm、先端で2.5μm。単一の場合もあるが、仮軸状に分枝を出して1個か2個、時に3個の小胞子嚢を連続して生じる。小胞子嚢は球形から亜球形で径10-50μm、表面の膜は透明で針状突起が一面にある。柱軸は幅広い倒卵形で径18μm。胞子嚢胞子は大きい胞子嚢のものとほぼ同じで、小胞子嚢1つあたり2-14個含まれている。 単胞子の小胞子嚢は球形から亜球形で径6-16μm、褐色をしており、その表面には針状突起が一面にあり、針状突起の長さは2μmもある。胞子が入っている間は柱軸は押し潰されたようになっており、径5.5μm。
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