寺伝
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/07/30 14:27 UTC 版)
先照寺の名称の由来として寺伝に「東行千里霊夢ヲ感ジテ勝地ヲ得」とあり、そこから「千勝寺」と名付けられたという。そして応永6年(1399年)に先照寺と改められたという。純白融清が弘法のため当地を訪れた際に霊夢を見たといい、また同様の霊夢を富士山本宮浅間大社の大宮司である富士成時も見たという。そのため富士成時が檀主となり寺院の建立(再興)へと至ったという。 先照寺の前身は神亀3年(726年)に満随によって開山された広国寺だといい、その弟子である満澄が住山していたもののやがて無住となり、その後は荒れ果てていたという。また縁起に「朝暾早く照シ嶺雪ヲ鑑ルヲ以ッテ先照と名ヅケ、其ノ旧院ノ名タルヲ以ッテ山ヲ廣国ト号ス」とあるため、広国山先照寺となったともいう。
※この「寺伝」の解説は、「先照寺」の解説の一部です。
「寺伝」を含む「先照寺」の記事については、「先照寺」の概要を参照ください。
- >> 「寺伝」を含む用語の索引
- 寺伝のページへのリンク