寝肥
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寝肥、寝惚堕(ねぶとり)は、江戸時代の奇談集『絵本百物語』にある日本の妖怪の一種。妖怪というよりは一種の病であったり、戒めであると言った方が妥当。本来の「寝肥」とは、寝てばかりいて太ることを示す言葉だが[1]、本項ではこの『絵本百物語』にあるものについて述べる。
- ^ 北原保雄他 編 『日本国語大辞典』 第10巻、小学館、1974年、710頁。ISBN 978-4-09-522010-9。
- ^ a b 多田 1997, p. 31
- ^ a b c 人文社 2005, p. 8
- ^ 村上健司編著 『日本妖怪大事典』〈Kwai books〉角川書店、2005年、252頁。ISBN 978-4-04-883926-6。
- ^ a b 水木 1994, p. 346
- ^ 中村生雄他 著、小松和彦、香月洋一郎 編 『身体と心性の民俗』〈講座日本の民俗学〉雄山閣、1998年、123-124頁。ISBN 978-4-639-01504-8。
- ^ 氏家幹人 『江戸の怪奇譚』講談社、2005年、163-167頁。ISBN 978-4-06-269260-1。
- ^ 曲亭馬琴他 著「兎園小説拾遺」、柴田宵曲 編 『奇談異聞辞典』〈ちくま学芸文庫〉筑摩書房、2008年、395-397頁。ISBN 978-4-480-09162-8。
- ^ 粕三平編著 『おばけ図絵』芳賀書店、1973年、187頁。
- ^ a b 多田 1997, pp. 129–130
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