富山大和跡地
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旧店舗跡地は周辺を含めた再開発構想があり、2006年(平成18年)8月11日に、市街地再開発準備組合の代表が富山市長に面会して、中層階に図書館を入居させて富山市に60-70億円での施設の保留床取得する構想への参画を要望したが、「財政負担が大きく保留床の取得は困難」と市長が回答したため、この際開発構想は見直しを迫られることとなった。 その後、富山第一銀行の本店を移転する構想が浮上して2008年(平成20年)9月12日に報道されたが、その後の話合いが進まなかったため、富山市が一旦は予算計上した事業費を全額削除したこともあったが、1970年(昭和45年)に建設されて老朽化が進んでいる富山市図書館を移転して入居させる構想が、2010年(平成22年)1月29日に発表されるなど再び動き始め、2011年(平成23年)8月11日までに富山市ガラス美術館(仮称)が1-3階、富山市図書館が4-6階、他に富山第一銀行などが入居する地上9階地下1階建て、延べ床面積27,000m2、総事業費178.5億円という構想が固まって、こちらが富山市案とされたが、11月25日に開かれた富山市の検討委員会で大学教授や商店街組合の代表らで構成された委員から「美術館、図書館だけではにぎわいは戻らない。施設の核になるようなものがもう少しあってもいい」など集客の観点から市案の修正を求める意見が相次ぎ、変更される可能性も生じていた。 その後、2015年(平成27年)8月22日に『TOYAMAキラリ』として開業している。
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