宿六とは? わかりやすく解説

やど‐ろく【宿六】

読み方:やどろく

《「宿のろくでなし」の意》

妻が自分の夫を卑しめたり親愛の意を込めたりしていう語。「うちの—」

宿の主人亭主

「なんでもここの—めが」〈滑・続膝栗毛・三〉


宿六

読み方:ヤドロク(yadoroku)

宿の亭主をいう。


宿六

読み方:どうろく

  1. 亭主ノコトヲ云フ。〔第六類 人身之部・福島県
  2. 亭主ノコトヲ云フ。〔第六類 人身之部・岡山県
  3. 亭主ノコトヲ云フ。〔第六類 人身之部・大分県
  4. 主人ノコトヲ云フ。〔第六類 人身部・長野県〕
  5. 主人ノコトヲ云フ。〔第六類 人身之部・和歌山県
  6. 主人ノコトヲ云フ。〔第六類 人身之部・大分県
  7. 家ノ主人ノコトヲ云フ。〔第六類 人身之部・熊本県
  8. 家ノ主人ノコトヲ云フ。〔第六類 人身之部・福井県
  9. 家ノ主人ノコトヲ云フ。〔第六類 人身之部・大分県
  10. 亭主のことでバシタ女房)と対語。〔縁日商人
  11. 亭主のことをいふ。女房のことは「ばした」。
  12. 宿六(やどろく)の略にて主人、夫、の意。
  13. 主人を云ふ。どうろりとも云ふ。

分類 和歌山県大分県岡山県熊本県犯罪者露天商人、的屋縁日商人語、福井県福島県縁日商人長野県


宿六

読み方:やどろく

  1. 一家主人。〔第二類 人物風俗
  2. 働き無き亭主、妻が夫を詈る語。「家の-が」。宿の碌でなしといふ略語
  3. 宿の主人即ち亭主を賎めていふ詞。
  4. 夫のことを卑めて云ふ。〔情事語〕
  5. 〔的〕亭主のこと。男主人のことを云ふ。「ロク」は戸長主人のこと。「若ロク」は若主人又は若旦那といふこと。
  6. 夫。
  7. 一家主人又は夫のことをいふ。宿の録であるから
  8. 亭主を云ふ。
  9. 家の主人弘前
  10. 宿の主人、即ち亭主をいう卑語。六は人名擬したもの。
  11. 亭主のせん(賎)称。宿六、宿は(良人)の意。〔俗〕
  12. 亭主をいう。

分類 俗/一般情事語、東京、的

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