家具の音楽とは? わかりやすく解説

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家具の音楽

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/01/05 01:36 UTC 版)

家具の音楽』(かぐのおんがく、: musique d'ameublement)は、エリック・サティ1920年に作曲した室内楽曲。家具のように、そこにあっても日常生活を妨げない音楽、意識的に聴かれることのない音楽、といったものを目指して書かれた曲である。またこの曲に限らず、サティが提唱した「生活の中に溶け込む音楽」という思想そのものを「家具の音楽」と呼ぶこともある。


  1. ^ 『放蕩者ならいつでもござれ、悪党なんぞはまっぴらだ (Ruffian, toujours; truand, jamais)』の題名で記す書籍もある[8]
  2. ^ この時に実際に使われた楽器は、資料によって内容が異なっている。ピアノと3本のクラリネットと太鼓、と記す書籍もある[8]
  3. ^ 大田黒元雄訳、第一書房刊、昭和12年。原題はThe Music, ho![10]
  4. ^ 「エリック・サティと彼の家具の音楽」[10]
  5. ^ 1980年にエラートから発売されたLPの再発売版。サティ作品 (『ルラーシュ』から幕間の音楽、猿の王様を目覚めさせるためのファンファーレ、家具の音楽、ヴェクサシオン) の演奏は、Ensemble Ars nova, Marius Constant (指揮), Michel Dalberto (ピアノ), Pierre Thibaud (トランペット), Bernard Jeannoutot (トランペット)

出典

  1. ^ 秋山邦晴『エリック・サティ覚え書』青土社、1990年、202頁。ISBN 4-7917-5069-1 
  2. ^ a b c d e f 秋山『覚え書』p.488.
  3. ^ 秋山『覚え書』pp.488, 490.
  4. ^ 秋山『覚え書』p.489.
  5. ^ a b c 秋山『覚え書』p.489
  6. ^ 秋山『覚え書』p.492.
  7. ^ アンヌ・レエ 著、松村潔 訳『エリック・サティ』白水社〈白水Uブックス〉、2004年、143頁。ISBN 4-560-07371-6 
  8. ^ a b レエ『サティ』p..143
  9. ^ 秋山『覚え書』pp.489, 493.
  10. ^ a b c d 秋山『覚え書』p.493.
  11. ^ 秋山『覚え書』p.489
  12. ^ 秋山『覚え書』pp.489, 493, 494.
  13. ^ a b c d e f g h i j k l m n 秋山『覚え書』p.494.
  14. ^ a b c d 秋山『覚え書』pp.488, 494.
  15. ^ 秋山『覚え書』pp.489-490, 494.
  16. ^ 秋山『覚え書』pp.489-490.
  17. ^ 秋山『覚え書』pp.493-494.


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