ミニマル・ミュージックとは? わかりやすく解説

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ミニマル‐ミュージック【minimal music】

読み方:みにまるみゅーじっく

1960年代後半始められ1970年代世界的に流行した現代音楽一作法。短いパターン反復漸進的な変化特徴とする。


ミニマル・ミュージック

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/04/03 16:46 UTC 版)

ミニマル・ミュージックMinimal music)は、音の動きを最小限に抑え、パターン化された音型を反復させる音楽[2]現代音楽のムーブメントのひとつ。1960年代から盛んになった[3]。単にミニマルと呼ばれることもある。


  1. ^ 長期間、西ドイツ在住であったが、現在は帰国した
  2. ^ 子のTashi Wadaとともに親子二代でミニマリズムという稀有な例でもある
  3. ^ ポストミニマリズムという形容では、論及が難しい一派に対して使われ始めた
  1. ^ Cox & Warner 2004, p. 301 (in "Thankless Attempts at a Definition of Minimalism" by Kyle Gann): "Certainly many of the most famous minimalist pieces relied on a motorick 8th-note beat, although there were also several composers like Young and Niblock interested in drones with no beat at all. ... Perhaps “steady-beat-minimalism” is a criterion that could divide the minimalist repertoire into two mutually exclusive bodies of music, pulse-based music versus drone-based music.Steve Reich is thought of as the godfather of minimalism"
  2. ^ 外部リンク中の15.: Minimalism and melody New York minimalism - Minimalism in Europe - Melody 17.: Holy Minimalisms Pärt - Tavener and Górecki - (Messiaen) - Ustvolskaya
  3. ^ ジャン=イヴ・ボスール『現代音楽を読み解く88のキーワード 12音技法からミクスト作品まで』音楽之友社、2008年、p100-102.161-163。
  4. ^ 小沼純一『ミニマル・ミュージック その展開と思考』青土社、2008年、p21。
  5. ^ Experimental Music Cage and Beyond: Second edition p.130 chapter 7 minimalism 978-0-521-65383-1
  6. ^ 外部リンク
  7. ^ 外部リンク
  8. ^ 外部リンク中の上野インタビューにその記述がある。KAWADE夢ムック ISBN:978-4-309-97833-8


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ミニマル・ミュージック

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/24 07:10 UTC 版)

20世紀のクラシック音楽」の記事における「ミニマル・ミュージック」の解説

詳細は「ミニマル・ミュージック」を参照 1960年代に入ると、同時代音楽多くが複雑すぎるという考え持った作曲家アメリカ中心に現れた。こうした流行は「ミニマリズム」、あるいは「反復音楽」と呼ばれそうした複雑な手法とは反対に短いモチーフ繰り返しながら、微細な変化少しずつ与えて作品展開させる音楽である。こうした流派代表的な作曲家その作品としてスティーヴ・ライヒの「18人の音楽家のための音楽」(1976)や、フィリップ・グラス歌劇浜辺のアインシュタイン」(1976)などが挙げられる。 またライヒは、2つテープ回転速度違いズレ利用した「イッツ・ゴナ・レイン」(1964)や「カム・アウト」(1966)を作曲した後、これらの技法発展させたフェイズ音楽英語版)を確立させる

※この「ミニマル・ミュージック」の解説は、「20世紀のクラシック音楽」の解説の一部です。
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