宮川用水
宮川用水
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/01/23 01:51 UTC 版)
「宮川ダム (三重県)」の記事における「宮川用水」の解説
宮川ダム完成後、宮川総合開発事業の一環として大台町の粟生地区に粟生頭首工が作られた。粟生頭首工からは宮川用水へ導水され、伊勢市、度会郡玉城町、多気郡大台町、明和町、多気町の農地を潤している。1966年(昭和41年)に完成した下流の三瀬谷ダムとともに、宮川ダムは粟生頭首工への水量調節を行なっている。宮川用水は国営事業として1966年(昭和41年)までに幹線水路37.3kmを完成させ、その後は三重県の県営事業として1978年(昭和53年)までに支線水路と揚水機が整備され、受益面積は水田3,225ha、畑808haの合計4,033haに及んだ。1994年(平成6年)には水田4,291ha、畑613ha、合計4,904haとなり、状況変化と老朽化が進んだことから2007年(平成19年)までの予定で改良事業が行なわれている。
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