定朝とは? わかりやすく解説

じょうちょう〔ヂヤウテウ〕【定朝】

読み方:じょうちょう

[?〜1057]平安中期仏師康尚の子法成寺造仏の功により、仏師として初め法橋(ほっきょう)に叙せられ、のち法眼(ほうげん)にまで進んだ。その優美な様式定朝様または和様とよばれ、長く日本仏像彫刻規範とされた。寄木(よせぎ)造り技法大成天喜元年1053)作の平等院鳳凰堂阿弥陀如来像が残る。


じょうちょう 【定朝】

平安中期代表的大仏師寄木造り法を完成し分業による大量造仏などを考案宇治平等院作品が有名。住所により七条仏所とも呼ぶ。法眼叙された。父は仏師康尚らしい。(?~一〇五七)→ 法眼

定朝

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/12/26 13:17 UTC 版)

定朝(じょうちょう、生年不明 - 天喜5年8月1日1057年9月2日))は平安時代後期に活躍した仏師寄木造技法の完成者とされる。


  1. ^ 【仏像 美のひそむ場所 十選】(7)平等院「阿弥陀如来坐像」/京都国立博物館連携協力室長 淺湫毅日本経済新聞』朝刊2019年9月10日(文化面)2019年9月11日閲覧。
  2. ^ 倉本一宏『公家源氏』(2019年、中公新書)


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