定山渓での旅館支配人、精肉店経営
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2018/10/01 09:24 UTC 版)
「浜野増次郎」の記事における「定山渓での旅館支配人、精肉店経営」の解説
薪炭店を手放した増次郎は定山渓温泉の「鹿の湯クラブ(現・ホテル鹿の湯)」に支配人として就職した。当時の「鹿の湯クラブ」の経営はかなり思わしくなく、支配人としての増次郎の仕事は、売却に向けての整理事務であった。1年後には新しい経営者に売り渡されることが決まり1927年(昭和2年)の経営引継と同時に退職したが、増次郎にとって、この経験は後に観光旅館を経営する上で大きなプラスとなった。 1928年(昭和3年)、たまたま旅館に出入りしていた肉屋の口利きがあり定山渓下町の月見橋の傍らで精肉業「浜野商店」を開業した。増次郎を中心に、近所の人たちも目を見張るほど、家族一丸でよく働き、たちまち以前からあったもう1軒の肉屋を凌ぐほどに繁盛した。
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