安里橋
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2016/08/31 16:41 UTC 版)
崇元寺前にあったことから崇元寺橋とも呼ばれる。崇元寺建立の際に改造されたが1670年の洪水で流失し木製の仮橋が架けられた。この橋も1677年の洪水で破損したため同年に恩河親方安治が2万4千人を動員して大規模な改修を行った。改修後の橋は全長70メートルで中央部の大きなアーチとその両側の小さなアーチからなり、中央部を高めた曲線的な形状を呈していた。橋上に八対の石造宝珠柱を配し橋脚に大きな三角形の防水基を備えた特徴的な形式であったが沖縄戦で失われている。現在の崇元寺橋は元の橋から数十メートル上流の安里川に架けられている。
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