学校支援・児童支援
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/12/09 10:22 UTC 版)
1993年(平成5年)8月には河和田公民館内に、地域ボランティアが運営する「かわだ文庫」が設置された。2006年(平成18年)6月には朝の読書運動用の図書を学校図書館に配送する「ちかもん文庫」の運用を開始した。小学校低学年用は1セットあたり100冊、中学年用は80冊、高学年用は100冊、中学校用は200冊を用意し、申請を行った学校に1学期につき1セットを貸し出している。これによって、各学校は図書の購入費を抑えながら多種類の図書を児童生徒に提供できるようになった。2010年(平成22年)4月には「かわだ文庫」が「子どもの読書活動優秀実践団体」に選ばれて文部科学大臣賞を受賞した。 2010年度と2011年度には緊急雇用創出事業を活用し、学校2校あたり1人の学校図書館支援員を配置した。2011年(平成23年)4月には住民生活に光をふりそそぐ交付金を活用して、学校図書館支援センターを設置。学校図書館の利用方法の説明、調べ学習に使える本の紹介と貸出、新刊の登録やラベル貼り、特設展示や飾り付けなどの学校図書館支援を行っている。これらの施策の結果、2009年度(平成21年度)の小学校への図書貸出冊数は87,278冊だったが、2011年度には小学校への図書貸出冊数が183,855冊と飛躍的に増加した。2013年(平成25年)4月には鯖江市図書館が「子どもの読書活動優秀実践図書館」に選ばれて文部科学大臣賞を受賞した。2013年10月の第15回図書館総合展では、牧野百男鯖江市長が「首長が語る地方行政の現状と図書館への期待」で図書館の取組みを紹介した。
※この「学校支援・児童支援」の解説は、「鯖江市図書館」の解説の一部です。
「学校支援・児童支援」を含む「鯖江市図書館」の記事については、「鯖江市図書館」の概要を参照ください。
- 学校支援・児童支援のページへのリンク