大規模な火山麓扇状地の形成
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/02/24 14:57 UTC 版)
「大山 (鳥取県)」の記事における「大規模な火山麓扇状地の形成」の解説
古期大山の裾野には、西は米子市福市、北は大山町豊成海岸、東は倉吉市国分寺、南は真庭市蒜山上徳山延助まで至る、複数の広大な火山麓扇状地が形成された。これらの扇状地の構成物は土石流堆積物を主体とし、火山麓扇状地6堆積物、溝口凝灰角礫岩層、古期扇状地Ⅰ面堆積物などの総称で呼ばれる。これらの火山麓扇状地はMIS8(約30万年前)には段丘化したと考えられており、地形面は侵食が進んでおり、下流部にわずかに原地形面を残すのみである。
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