大津教育隊の設置
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「東京陸軍航空学校」の記事における「大津教育隊の設置」の解説
1942年(昭和17年)10月、滋賀県大津市別所町(現在の大津市御陵町)に東京陸軍航空学校大津教育隊が設置された。同月、東京陸軍航空学校第10期生徒(少年飛行兵第15期)採用予定者として東京府下の本校に集合し、入校前の身体再検査に合格して正式に採用された生徒のうち、約半数となる1150名が大津に移動した。大津教育隊の編制は狩野弘中佐を教育隊長とし、本部と5個中隊である。本校同様に各中隊は複数の区隊からなり、さらに各区隊は内務班に細分された。 大津教育隊は通称として「大津分校」とも呼ばれ、その施設は閉鎖されていた京都陸軍衛戍病院(のち京都陸軍病院)大津分院を利用したものである。
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