夕張鉄道キハ200形気動車とは? わかりやすく解説

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夕張鉄道キハ200形気動車

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2017/06/12 14:15 UTC 版)

夕張鉄道キハ200形気動車(ゆうばりてつどうキハ200がたきどうしゃ)はかつて夕張鉄道で使用されていた気動車である。




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  1. ^ ・機械式気動車の動力伝達装置の故障対策 当社の路線状況、寒冷地には不向きな車両であったため、製作会社との再三再四の協議により、それぞれの部品の設計変更で対応したが、結論は、機関から車輪に動力が伝達される過程で、車輪とレールとの粘着力がスリップした時、最大から最小に大きく変化を繰り返し、ねじれ振動となって一部品の強度を増すと、次の部品が破壊することの繰返しが判明した。そのねじれ振動を緩和するために機関とクラッチの間に液体継手(21吋ハイドロリック・カップリング)を取付けることによって問題を解消することができた。夕張文化№51.「ゆうてつ ありし鉄道の思い出をたどって」P10 古屋源(2006.3 夕張市文化協会刊)
  2. ^ 国鉄42500形でも同様な駆動系の自励振動破損に1951-55年頃に悩まされたが、国鉄では夕張鉄道ほどの思い切った根本策でなく、エンジンの燃料噴射ガバナを機械式制御から真空式制御に変更し、空気圧作動のクラッチ制御管に空気だめを設けることで、全体作動緩和を図って対処している。
  3. ^ 小熊米雄「北海道の気動車」 『鉄道ピクトリアル』105号(1960年4月)p29
  4. ^ 「保存車・廃車体一覧3 補遺【第6回】」、『RAIL FAN』第49巻第3号、鉄道友の会、2002年3月号、 20頁。


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