塵劫記とは? わかりやすく解説

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じんこうき〔ヂンコフキ〕【塵劫記】

読み方:じんこうき

江戸前期和算書。吉田光由著。寛永4年(1627)刊。中国の「算法統宗」を手本として、計量法計算法などをわかりやすく説明したもの。のちには算術書の代名詞ともなった


塵劫記

読み方:ジンコウキ(jinkouki)

江戸時代数学書現存最古和算書。吉田光由著。


塵劫記

読み方:ジンゴウキ(jingouki), ジンコウキ(jinkouki)

分野 算術

年代 江戸前期

作者 吉田光由


塵劫記

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/07/08 15:31 UTC 版)

塵劫記』(じんこうき)は江戸時代算術書。程大位の『算法統宗中国語版』にヒントを得て、1627年(寛永4年)に吉田光由が執筆した[1]


注釈

  1. ^ 単に値が近い √(10) (の近似値)であろうとも推測される。

出典

  1. ^ a b c d 鳴海風「和算」『東京人』第321号、都市出版、52-56頁、2013年2月3日。 
  2. ^ 塵劫記”. www.i-repository.net. 東北大学. 2020年6月3日閲覧。
  3. ^ 山司勝紀、西田知己 編『和算の事典』佐藤健一 監修、朝倉書店、2009年11月、414頁。ISBN 978-4-254-11122-4 
  4. ^ a b 林隆夫「『塵劫記』の大佛殿」『数学史研究』第181号、2004年、1-28頁、NAID 40007016902 


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塵劫記

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/21 07:37 UTC 版)

塵 (数)」の記事における「塵劫記」の解説

日本の『塵劫記』(吉田光由 1627)では、沙(108 = 11億)の10−1(= 1⁄10)倍である 10−9(= 1⁄10億)とし、この値が広く知られている。これは通常の中国算術書の値に一致する

※この「塵劫記」の解説は、「塵 (数)」の解説の一部です。
「塵劫記」を含む「塵 (数)」の記事については、「塵 (数)」の概要を参照ください。

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