圧電型ナノ発電機
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/04 23:11 UTC 版)
圧電型ナノ発電機(英: piezoelectric nanogenerator)とは、圧電体ナノ構造を利用して環境に存在する運動エネルギーを電気エネルギーへと変換するエネルギーハーベスティングデバイスである。2006年に初めて発表されたナノ発電機はこの方式であった。「ナノ発電機」という語は本来利用するエネルギーの種類を限定するものではないが(太陽エネルギーや熱エネルギーなども含む)、もっとも一般的にはこの方式を指す。 現在はまだ発展の初期段階にあるが、将来エネルギーハーベスタの微細化にブレークスルーをもたらし、ほかの種類のハーベスタと補い合って携帯電子機器の独立給電を発展させると期待されている。
※この「圧電型ナノ発電機」の解説は、「ナノ発電機」の解説の一部です。
「圧電型ナノ発電機」を含む「ナノ発電機」の記事については、「ナノ発電機」の概要を参照ください。
- 圧電型ナノ発電機のページへのリンク