国鉄NC1形コンテナ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/11/08 22:34 UTC 版)
国鉄NC1形コンテナ(こくてつNC1がたコンテナ)は、1985年(昭和60年)に5 t級の汎用コンテナ登録が解禁されると同時に日本通運が所有し、日本国有鉄道およびそれを継承した日本貨物鉄道(JR貨物)輸送用として籍を編入していた、12 ft私有コンテナ(有蓋コンテナ)である。
出典
- ^ 国鉄時代の私有コンテナ第31回/月刊とれいん詩2014-2発行/記載 p67.
- ^ 日本の貨車 : 技術発達史/日本鉄道車輌工業会 2008-4発行/記載 p432.
- ^ a b c d 国鉄時代の私有コンテナ第31回/月刊とれいん詩2014-2発行/記載 p64.
- ^ a b c d e f 国鉄時代の私有コンテナ第32回/月刊とれいん詩2014-3発行/記載 p57.
- ^ 国鉄時代の私有コンテナ第1回/月刊とれいん詩2011-3発行/記載 p85.
- ^ 国鉄時代の私有コンテナ第36回/月刊とれいん詩2014-7発行/記載 p26 - 27.
- ^ 国鉄時代の私有コンテナ第32回/月刊とれいん詩2014-3発行/記載 p56-58.
- ^ a b 国鉄時代の私有コンテナ第32回/月刊とれいん詩2014-3発行/記載 p58.
- ^ a b c d e f g 国鉄時代の私有コンテナ第32回/月刊とれいん詩2014-3発行/記載 p56-57.
- ^ 国鉄時代の私有コンテナ第35回/月刊とれいん詩2014-6発行/記載 p56-57.
- ^ 国鉄時代の私有コンテナ第35回/月刊とれいん詩2014-6発行/記載 p57.
補足
- ^ そのほかにも国鉄という特殊な組織環境により、地方からの陳情と関係する代議士などからの圧力により新線を開業しても、半永久的に赤字に陥る地方ローカル線の乱立建設も大きな要因の一つであった。
- ^ 一例として、後に積荷の品質に大きく影響する【湿気対策不良】という致命的な裏目事項となる、国鉄コンテナ初の内張りベニヤ板の全面廃止など。
- ^ 1983年(昭和58年)に、翌年の『ヤード集約輸送』廃止に向けて既存のC20形および、C21形コンテナを全国の国鉄工場で片妻片側L字二方向仕様へと改造し、新たにC30形コンテナとして500個を製造した実績があったので全国的な内製化が可能となった。
- ^ 10月からの輸送開始に備えて、実際には6月より登録受付を開始して、コンテナメーカーに発注していた。
- ^ 一例として昭和30年代には、山奥の炭焼き小屋から出荷される炭 ・ 山から産出されていた窯業向けの小石に砕いた原材料・ダムや道路建築現場への麻袋入りセメントの輸送など、多岐に渡っていた。
- ^ 1987年4月の分割民営化で、JR貨物の発足後に旧国鉄から引き継いだ大量の汎用コンテナに貼り付けるために、うす緑色地シールはC31形までの固体カラー用、また青色地シールはC35形用に作られたシールを流用したために、二色のシールが入り乱れて貼り付けられていた。
- 1 国鉄NC1形コンテナとは
- 2 国鉄NC1形コンテナの概要
- 3 脚注
- 4 関連項目
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