私有コンテナとは? わかりやすく解説

鉄道私有コンテナ

(私有コンテナ から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/10/01 06:49 UTC 版)

鉄道私有コンテナ(てつどうしゆうコンテナ)とは、日本国内における鉄道コンテナの区分の一つである。現状では日本貨物鉄道(JR貨物)以外の企業や団体などが、JR貨物より登録承認の専用形式と管理番号を付与された上で所有し、日本国内において自己のスケジュールでJR貨物による鉄道輸送と、これに関連するトラック輸送を主体に運用している、いわば「私物」のコンテナである。ただし、一部のコンテナでは内航船フェリーで、沖縄県佐渡島等の離島の他、韓国や中国の限定された地区へも少量ながら輸送されている。また稀に、私有コンテナとして登録されたものの諸般の事情により、鉄道は一切使用せずにトラックのみの輸送または、トラックとフェリーや内航船を組み合わせた輸送に特化した事例もある。なお、鉄道従事者の間では、公文書や社内書類などもふくめ単に「私有コンテナ」と呼ばれている。


注釈

  1. ^ a b c (N) ローマ字 Nippon tsuun からの頭文字。
  2. ^ (Z) ローマ字 Zenkoku tsuun からの頭文字。
  3. ^ a b Hopper からの頭文字。
  4. ^ a b ローマ字 Mugai からの頭文字。
  5. ^ ローマ字 Reizou からの頭文字。
  6. ^ a b Freezing からの頭文字。
  7. ^ a b Tank からの頭文字。
  8. ^ a b Ventilated からの頭文字。
  9. ^ 国鉄時代の旧式汎用コンテナには、すでに「C10形番台」・「C20形番台」・「C30形番台」・「C40形」などが存在していたので、混乱を避けるために省略。
  10. ^ Generator からの頭文字。
  11. ^ Live fish からの頭文字。
  12. ^ Reizou からの頭文字。

出典

  1. ^ a b 貨車技術発達史編纂委員会 2008, pp. 426–427.
  2. ^ a b c d e 貨車技術発達史編纂委員会 2008, p. 428.
  3. ^ a b 貨車技術発達史編纂委員会 2008, pp. 449–450.
  4. ^ 貨車技術発達史編纂委員会 2008, p. 449.
  5. ^ 月刊誌『とれいん2020年6月号(No,546)内、P62【国鉄時代の私有コンテナ・第98回】より』 2020年9月10日、閲覧
  6. ^ 貨車技術発達史編纂委員会 2008, pp. 448–449.
  7. ^ 元々、内航船北海道から国内各地へ牛乳を輸送するために、全農が所有・使用している海上コンテナを、私有タンクコンテナ化したUT20A-8081番。
    2011年(平成23年)5月5日兵庫県神戸港六甲アイランド地区にて撮影。
  8. ^ a b 渡辺一策 & 植松昌 2017, p. 174.
  9. ^ コンテナ実写データサイト、「コンテナの絵本」各形式項目より。



私有コンテナ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/28 07:00 UTC 版)

JR貨物のコンテナ形式」の記事における「私有コンテナ」の解説

頭の「U」が私有コンテナの識別記号である。

※この「私有コンテナ」の解説は、「JR貨物のコンテナ形式」の解説の一部です。
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私有コンテナ

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JR貨物のコンテナ形式」の記事における「私有コンテナ」の解説

頭の「U」が私有コンテナの識別記号である。

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