国鉄C56形蒸気機関車160号機とは? わかりやすく解説

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国鉄C56形蒸気機関車160号機

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/05/23 14:33 UTC 版)

C56 160は、西日本旅客鉄道(JR西日本)の梅小路運転区に所属し、京都鉄道博物館(旧梅小路蒸気機関車館)にて動態保存されている蒸気機関車 (SL) で、日本国有鉄道(国鉄)の前身である鉄道省が製造したC56形蒸気機関車の1両である。SL北びわこ号SLやまぐち号の牽引機関車だったが、2018年平成30年)5月27日をもって本線運転を終了した。同じ梅小路運転区に所属するC57 1とともに、現在まで一度も廃車(車籍抹消)されたことのない動態保存機である。


注釈

  1. ^ ただし、2017年11月24日に山口市内で開催された「SLサミットIN山口」における京都鉄道博物館副館長の講義によれば「いつでも本線走行が可能な状態で保存する」と明言しているが、検査基準が構内運転用の機関車用であり、今後の本線走行は全般検査を行わない限りできないのが現状である。
  2. ^ これらと同じ区間を運転する臨時列車を含める。

出典

  1. ^ 鉄道ファン編集部「梅小路蒸気機関車館が開館」pp.22 - 24 鉄道ファンNo.140(1972年12月)。
  2. ^ 持続的なSL動態保存の体制の整備について』(プレスリリース)西日本旅客鉄道、2014年10月17日。 オリジナルの2014年10月17日時点におけるアーカイブhttps://web.archive.org/web/20141017110534/http://www.westjr.co.jp/press/article/2014/10/page_6307.html2018年5月29日閲覧 
  3. ^ 同じ理由で重油併燃装置は現在まで設置されなかった。
  4. ^ イカロス出版社『蒸気機関車EX Vol.33』より
  5. ^ SL「やまぐち」号をけん引する機関車の計画および臨時列車「ありがとうC56」号の運転などについて』(プレスリリース)西日本旅客鉄道、2018年2月23日。 オリジナルの2018年2月27日時点におけるアーカイブhttps://web.archive.org/web/20180227153806/http://www.westjr.co.jp/press/article/2018/02/page_11933.html2018年5月29日閲覧 
  6. ^ C56形蒸気機関車の最終運転について(SL北びわこ号)』(プレスリリース)西日本旅客鉄道、2018年3月19日。 オリジナルの2018年3月20日時点におけるアーカイブhttps://web.archive.org/web/20180320143846/http://www.westjr.co.jp/press/article/2018/03/page_12102.html2018年5月29日閲覧 
  7. ^ “SL北びわこ号”,C56による最終運転”. railf.jp(鉄道ニュース). 交友社 (2018年5月28日). 2018年5月29日閲覧。
  8. ^ “C56が本線ラストラン”. 交通新聞. (2018年5月29日) 
  9. ^ 京都鉄道博物館でC56 160の『本線運転引退セレモニー』開催”. railf.jp(鉄道ニュース). 交友社 (2018年5月28日). 2018年5月29日閲覧。
  10. ^ a b 鉄道ジャーナル』第21巻第12号、鉄道ジャーナル社、1987年10月、93頁。 
  11. ^ “JR西日本 来月小浜線にSL”. 交通新聞 (交通新聞社): p. 2. (1989年3月3日) 
  12. ^ 「JR年表」『JR気動車客車編成表 90年版』ジェー・アール・アール、1990年8月1日、173頁。ISBN 4-88283-111-2 
  13. ^ “土讃線にSL復活”. 交通新聞 (交通新聞社): p. 2. (1989年4月16日) 
  14. ^ “JR予土線 11月末にSL運転”. 交通新聞 (交通新聞社). (--) 
  15. ^ 「JR年表」『JR気動車客車編成表 '92年版』ジェー・アール・アール、1992年7月1日、183頁。ISBN 4-88283-113-9 
  16. ^ a b “山陽路にSL快走 JR西日本 岡山観光キャンペーン”. 交通新聞 (交通新聞社): p. 2. (1992年5月2日) 
  17. ^ 「JR年表」『JR気動車客車編成表 '95年版』ジェー・アール・アール、1995年7月1日、189頁。ISBN 4-88283-116-3 
  18. ^ a b “SL復活、連日にぎわう 高山線全通60周年「飛騨路号」 JR東海”. 交通新聞 (交通新聞社): p. 3. (1994年12月16日) 
  19. ^ “SLあづみ野号指定券売り切れ JR長野支社”. 交通新聞 (交通新聞社): p. 3. (1995年11月1日) 
  20. ^ 「JR年表」『JR気動車客車編成表 '98年版』ジェー・アール・アール、1998年7月1日、187頁。ISBN 4-88283-119-8 
  21. ^ 「JR年表」『JR気動車客車編成表 '99年版』ジェー・アール・アール、1999年7月1日、186頁。ISBN 4-88283-120-1 
  22. ^ 「JR年表」『JR気動車客車編成表 '03年版』ジェー・アール・アール、2003年7月1日、190頁。ISBN 4-88283-124-4 
  23. ^ a b 「JR年表」『JR気動車客車編成表 '03年版』ジェー・アール・アール、2003年7月1日、189頁。ISBN 4-88283-124-4 
  24. ^ a b 外山勝彦「鉄道記録帳2002年11月」『RAIL FAN』第50巻第2号、鉄道友の会、2003年2月1日、21頁。 
  25. ^ 「SL山陰路」運行及び記念事業の実施について』(pdf)(プレスリリース)島根県地域振興部交通対策課、2002年10月30日。 オリジナルの2014年11月29日時点におけるアーカイブhttps://web.archive.org/web/20141129100244/http://www3.pref.shimane.jp/houdou/files/6BCFE9AF-0A12-4D22-B43C-682749AB51B9.pdf2012年9月5日閲覧 
  26. ^ “名古屋のSL実験走行 観覧場所を設置”. CHUNICHI WEB (中日新聞社). (2013年2月15日). オリジナルの2013年2月18日時点におけるアーカイブ。. https://web.archive.org/web/20130218222352/http://www.chunichi.co.jp/article/aichi/20130215/CK2013021502000038.html 2013年2月19日閲覧。 


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