国民文化会議とは? わかりやすく解説

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国民文化会議

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/12/16 05:10 UTC 版)

国民文化会議(こくみんぶんかかいぎ)は、1955年に勤労者や市民の文化サークル・文化団体と国民各層との連携を強めることを目的として、当時の知識人・文化人、日本労働組合総評議会日本教職員組合などが結成した団体。「平和なくして文化なし,生活の保障なくして文化なし」がスローガン。

1951年創立の日本文化人会議のメンバー、1952年5月創刊の雑誌『平和』(後に日本文化人会議機関紙となる)の編集委員、執筆陣、1954年4月創刊の雑誌『国民』の発起人が一定の役割を果たした[1]

初代会長は上原専禄、初代事務局長は南博。機関紙「国民文化」。

職場美術展労演の勤労者演劇鑑賞団体、職場演劇サークルなどの発展にも影響を与えた。

2001年に解散した[2]

国民文化会議が1965年から開催していた「8.15集会」を引き継ぐために2003年に結成された市民文化フォーラムには、同会議の関係者が含まれている[3]

沿革

  1. ^ 国民文化会議資料インデックス(2007年公開,08年改訂)法政大学大原社会問題研究所サイト
  2. ^ 国民文化会議資料インデックス(2007年公開,08年改訂)法政大学大原社会問題研究所サイト
  3. ^ 結成のよびかけ市民文化フォーラムサイト
  4. ^ 大橋喜一・阿部文勇編『自立演劇運動』 (未來社、1975年)
  5. ^ 国民文化会議資料インデックス(2007年公開,08年改訂)法政大学大原社会問題研究所サイト
  6. ^ 国民文化会議資料インデックス(2007年公開,08年改訂)法政大学大原社会問題研究所サイト
  7. ^ 京都女子大学現代社会研究「戦後日本における文化運動と歴史意識―職場の歴史・個人の歴史をつくる運動に関連して―」竹村民郎PDF 京都女子大学サイトからダウンロード
  8. ^ 第1回国民文化町から村から工場から写真コンテスト ポスター画像 大原デジタルミュージアム 戦後ポスターデータベース
  9. ^ 国民文化全国集会(1957年)ポスター画像 大原デジタルミュージアム 戦後ポスターデータベース
  10. ^ 1958年9月21日-9月23日、国民文化全国集会(専修大学、千代田公会堂)ポスター画像 大原デジタルミュージアム 戦後ポスターデータベース
  11. ^ 1959年10月23日-10月25日、国民文化全国集会(大阪市・大手前会館他)ポスター画像 大原デジタルミュージアム 戦後ポスターデータベース
  12. ^ 国民文化会議資料インデックス(2007年公開,08年改訂)法政大学大原社会問題研究所サイト
  13. ^ 1968年の年表旧「ベ平連」運動の情報ページ
  14. ^ 蛞蝓宝箱



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