国営時代
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2016/10/29 01:38 UTC 版)
1645年にはフッガー家の採掘免許が取り消され、アルマデン鉱山は国家に引き継がれて国営鉱山となった。1749年の裁判所命令によって、すべての死刑囚はアルマデンに送られたが、鉱山は死刑囚すべてを収容することができず、1751年にはこの政令が廃止された。1775年には2度の悲惨な火災が発生し、囚人に罪がなすりつけられた。1777年7月14日にはカルロス3世の命で、スペイン初・世界4番目の鉱業学校であるアルマデン鉱物学・地下地理学学校(スペイン語版)が設置された。18世紀最後の四半期には、より安全な採掘技術が導入された。18世紀末までには奴隷労働者の大半が自由労働者に置き換えられた。
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