国会 (日本)
国会答弁
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「チュー'sDAYコミックス 侍チュート!」の記事における「国会答弁」の解説
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国会答弁
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本作は国会の法務委員会などで3度引用された。 1950年3月14日の参議院地方行政委員会で、本作を見た日本社会党の吉川末次郎議員の紹介として、緑風会の岡本愛祐委員長が3月16日に警視庁の映写室での映画上映の案内をしている。 1950年4月11日の参議院法務委員会では「暴力の街」の内容について答弁がなされている。革新系無所属の羽仁五郎議員が「警察官は大体いわゆる有力者と親しくなり、そして人民に対してはお威張りになるという風はまあ昔からあつたのです。例えば総監は最近市中で上映された『暴力の街』という映画を御覧になりましたか」と当時の警視庁・田中栄一警視総監に質問したところ、これに対して、警視総監は、「あれは映画で……非常に誇張化して(あり)……あの映面は非常に今の日本の警察を侮辱したものだという感じを持つております(。)……少くとも全国の警察はああいつた『暴力の街』のような警察ではないと思つております(。)……ああした映画を見せて貰うということは、警察に対する国民の認識を非常に誤まらしめるものだという私は考えをもつておりますから、もう少し映画も正しく警察を見て頂きたい。……ああいつた映画は、本当に警察の職務を正しく認識して下さる方があつたならば、あの映画は実に警察官の士気を非常に低下させるものだとして、非常に残念に考えております。まあ、委員は非常にあの映画について感心されておりますが、私共といたしましては、本当に正しく警察を認識して頂くような立派な文化を作つて頂きたいと、こういうふうに思つております。」と答えた。 1951年1月31日の衆議院決算委員会で、民主自由党の渕通義議員は、「私は実は本日の決算委員会に出まして、特に警察問題自治警察、こういつた問題にからむところの……問題をいろいろ聽取しておりますと、非常に重大な問題でありまして、これは特に……責任ある方の出席を求めて……質問しなければ、日本の今日の警察が、これじやボス的政治の道具に使われるということは、共産党の諸君が申すのみならず、私自身もそれを深く考えている一人でございまして、各地方をまわりますと、『暴力の街』という映画もあつたごとく、この問題がすべてを不明朗にしている根本原因であると思いますので、特に警察の問題につきまして深く掘り下げて質問をいたしたいと思います」と「暴力の街」を引用して発言した。
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