古生物・恐竜関連
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「金子隆一 (サイエンスライター)」の記事における「古生物・恐竜関連」の解説
古くは22歳の頃に『少年ジャンプ増刊 恐竜・SF大特集』(『週刊少年ジャンプ』1978年8月20日増刊号)にて恐竜解説記事を執筆しているのが確認されている。ライターとなってからは、古生物の取材で海外の学会や発掘現場へも精力的に赴いていた。 1994年に放映されたNHKスペシャル『生命 40億年はるかな旅』第4回「花に追われた恐竜」について、その結論ありきで作られた荒唐無稽な内容を批判し、雑誌『科学朝日』上で論争となった。その後もたびたび著書内で批判している。 『たけしの万物創世紀』第2回「もうひとつの恐竜伝説」(1995年10月31日放送)と第22回「ティラノサウルスの伝説」(1996年4月16日放送)では實吉達郎や中野美鹿と監修を務めた(中野は第22回では監修ではなくリサーチ担当)。 1999年発売のプレイステーション用ゲームソフト『アクアノートの休日2』では、古生物の監修を担当した。 同年にイラストレーターの山本聖士が主催する同人サークル「ぐるーぷ三畳一間」の古生物同人誌『PANGEA パンゲア』に寄稿している。 2000年代にはUHA味覚糖が海洋堂と協力して販売した古生物フィギュアの食玩シリーズ「チョコラザウルス」で古生物の解説を担当した。 知人である漫画家所十三の恐竜漫画『DINO2』連載時に膨大な論文資料を提供したが、英文だったために所が全く活用できなかったという逸話もある。 恐竜の学説については、鳥類との関係において執筆記事や著書内でBCF仮説を紹介していたことがあった。また、白亜紀末の大量絶滅の原因としてスーパープルーム説を支持していた。 金子はサイエンスライターとして幅広い分野で執筆していたが、松浦晋也によると、金子自身が終生のテーマとしていたのは古生物と恐竜だったという。
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