口羽通良とは? わかりやすく解説

口羽通良

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/03/23 23:24 UTC 版)

口羽 通良(くちば みちよし)は、戦国時代から安土桃山時代にかけての武将毛利氏の重臣。父は毛利氏の執政を務めた志道広良毛利元就隆元輝元の三代に仕え、輝元の代には吉川元春小早川隆景福原貞俊と共に御四人の一人に数えられる。初めは「志道」の名字を名乗ったが、後に石見国邑智郡口羽村[注釈 1]を領し、琵琶甲城を居城としたことから、在名を取って「口羽」を名字とした[6]


注釈

  1. ^ 現在の島根県邑智郡邑南町上口羽・下口羽。
  2. ^ 口羽通良の出自を、志道元良の次男で志道広良の弟とする説もある[6][7]が、志道元良は通良が生まれる前の明応9年(1500年7月14日に死去している[3]
  3. ^ 「通良」と改名する前のは不明。
  4. ^ この起請文においても記している36人の重臣は署名順に、福原貞俊志道元保坂広昌(元貞)、門田元久、秋広就正、和智元俊、福原就房、桂元忠桂就延兼重元宣渡辺長赤川就秀国司元相、粟屋元真、粟屋元親粟屋元秀赤川元秀、飯田元泰、粟屋元宗、井上元在(元光)赤川元保光永元方、長屋千太郎、福原元正、志道元親、桂元親、坂保良(元祐)、志道元信、志道通良(口羽通良)桂元澄敷名元範、南方元次、内藤元種、秋山元継、三田元親、井原元造

出典

  1. ^ a b c d e f g h i j 近世防長諸家系図綜覧 1980, p. 252.
  2. ^ a b c 近世防長諸家系図綜覧 1980, p. 150,252.
  3. ^ a b c d e 近世防長諸家系図綜覧 1980, p. 149.
  4. ^ a b c d e f g h 近世防長諸家系図綜覧 1980, p. 150.
  5. ^ a b 近世防長諸家系図綜覧 1980, p. 253.
  6. ^ a b c d e f g h 舘鼻誠 1996, p. 259.
  7. ^ 『閥閲録』巻32「口羽衛士」、口羽氏系譜。
  8. ^ 毛利元就卿伝 1984, p. 87.
  9. ^ 毛利元就卿伝 1984, p. 99.
  10. ^ 『毛利家文書』第401号、天文19年(1550年)7月20日付、福原貞俊以下家臣連署起請文。
  11. ^ 『毛利家文書』第402号、弘治3年(1557年)12月2日付、福原貞俊以下家臣連署起請文。


「口羽通良」の続きの解説一覧

口羽通良(くちば みちよし)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/04 18:23 UTC 版)

毛利元就 誓いの三矢」の記事における「口羽通良(くちば みちよし)」の解説

毛利家臣。広良の弟。毛利家忍者の世鬼を加える。(弓騎兵

※この「口羽通良(くちば みちよし)」の解説は、「毛利元就 誓いの三矢」の解説の一部です。
「口羽通良(くちば みちよし)」を含む「毛利元就 誓いの三矢」の記事については、「毛利元就 誓いの三矢」の概要を参照ください。

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