反応時間課題の種類
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2018/06/08 22:44 UTC 版)
単純反応時間とは通常、被験者が刺激の提示を検出するのに必要な時間として定義される。たとえば、光点や音が提示されたらできるだけ早くボタンを押すように、被験者が教示されたとする。平均的な反応時間は、視覚刺激の検出では180から200ミリ秒、聴覚刺激の検出では140-160ミリ秒である[信頼性要検証]。 Go/No-Go 反応時間課題では、被験者はある種類の刺激が提示されたときにはボタンを押すが、異なる種類の刺激が提示されたときには被験者は反応をしない。たとえば、被験者は光点が赤色であればボタンを押し、緑色であれば反応をしない、という場合である。 選択反応時間課題では、それぞれの刺激に応じた反応が求められる。たとえば、被験者は光点が赤色であればあるボタンを押し、黄色であれば別のボタンを押す、という場合である。
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