反ファシズム統一戦線
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2011/03/22 04:12 UTC 版)
反ファシズム統一戦線(はんファシズムとういつせんせん)とは、ナチス・ドイツの台頭に対抗して、民主主義勢力の統一戦線により、ファシズムを阻止しようとした政治運動。1935年のコミンテルン第7回大会のときに定式化された。フランス・スペインの人民戦線政府の成立には、この方針による共産党の戦術転換が大きな役割を果たした。しかし、1939年の独ソ不可侵条約の締結により、ソ連の配下の機関と化したコミンテルンは、この方針を放棄し、イギリス・フランス主敵論に転換した。
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