南華真人とは? わかりやすく解説

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なんか‐しんじん〔ナンクワ‐〕【南華真人】

読み方:なんかしんじん

中国思想家荘周異称。唐の玄宗追贈した称号


荘子

(南華真人 から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/03/14 18:04 UTC 版)

荘子(そうし、Zhuang Zi、紀元前369年頃 - 紀元前286年頃)は、中国戦国時代の思想家で、『荘子』(そうじ)の著者とされ、また道教の始祖の一人とされる人物である。


注釈

  1. ^ こうした思想は、後代になって、解脱を目的とする禅宗の成立に大きな影響を与えたとされる。(出典『世界の名著4 老子 荘子』中央公論社 1978年 P256の注 小川環樹)
  2. ^ また、「明」によって照らすとは、是非の対立を超えた明らかな知恵を持つことであり、絶対的な智慧を指し、こては仏教でいう無分別智にあたるとされる(出典『老子・荘子』講談社学術文庫 1994年 P178 森三樹三郎

出典

  1. ^ 玄侑宗久『NHK 100分de名著ブックス 荘子』2016年 NHK出版 5頁。
  2. ^ 岸陽子、松枝茂夫竹内好『中国の思想[Ⅻ]荘子』(第三版第一刷)徳間書店(原著1996年8月31日)、12頁。 
  3. ^ 橋本敬司「『荘子』研究への前哨」(『広島大学大学院文学研究科論集 特輯号 64-2』)11-13,18頁
  4. ^ 『中国古典文学大系4』平凡社1973年 P64 金谷治
  5. ^ 『老子・荘子』講談社学術文庫1994年P184森三樹三郎
  6. ^ a b 岸陽子、松枝茂夫、竹内好『中国の思想[Ⅻ]荘子』(第三版第一刷)徳間書店(原著1996年8月31日)、17頁。 
  7. ^ 福永光司『新訂 中国古典選 第7巻 荘子 内篇』1966年 朝日新聞社 14-15頁。
  8. ^ a b c 三田明弘 著「荘子のキャラクター学」、相田満 編『古典化するキャラクター』勉誠出版〈アジア遊学〉、2010年。ISBN 978-4-585-10427-8 151頁。


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