北ガスの初期対応の拙さ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/31 22:51 UTC 版)
「北見市都市ガス漏れ事故」の記事における「北ガスの初期対応の拙さ」の解説
毒性があり同時に爆発性の気体を取り扱うにしては、ガス漏れが検出された時点で、自治体や道、警察・消防への通報もなければ、供給停止も使用制限もなく、そのまま供給を続けた北ガスの初期対応の拙さが被害を拡大したと批判されている。 上記の通り、実際にはガス管の破損はいずれも致命的なものだった。しかし、大量のガスが漏れていたにも拘らず、そのほとんどが地中を伝って人家に流れ込んだため、路上のガス濃度は北ガスの社内規定よりも低い量しか検出できなかった。しかし、後に死者の1人の自宅の床下を調べたところ、一酸化炭素の致死濃度とされる1500 ppmの約8.7倍に当たる13000 ppmもの濃度であったことが判明している。
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