化石海水とは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 同じ種類の言葉 > 地理 > 地学 > 海水 > 化石海水の意味・解説 

かせき‐かいすい〔クワセキ‐〕【化石海水】

読み方:かせきかいすい

海水起源する化石水石油天然ガス伴って産出するほか、地下深くから汲み上げて温泉として利用することもある。


化石海水

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/03/11 22:36 UTC 版)

化石海水(かせきかいすい、英語:fossil salt water)とは、昔の海水地層の隙間などに閉じ込められたもの。帯水層中に貯留する液体が昔の海水であるもの[1][2]化石(生物等の遺骸)とは無関係で、比喩的な表現である。


  1. ^ 地層と地下水の関係 日本原子力研究開発機構
  2. ^ 高村弘毅、丸井敦尚、地下鹹水の定義と事例 『日本海水学会誌』 Vol.60 (2006) No.2 p.86-90, doi:10.11457/swsj1965.60.86
  3. ^ a b c 岡部宣章、海水・地下流体におけるヨウ素の化学形態及び同位体比に関する地球化学的研究 『学習院大学大学院 博士論文』 (2015) 甲第244号, hdl:10959/3692
  4. ^ a b 吉田則夫, 奥澤保, 塚原弘昭、「同位体比から見た松代群発地震地域の深部流体の起源」 『地震 第2輯』 2002年 55巻 2号 p.207-216,doi:10.4294/zisin1948.55.2_207
  5. ^ 村松容一, 岡崎公美, 大城恵理 ほか、「短報 関東平野中央部の非火山性温泉における深部流体の生成機構」 『地下水学会誌』 2008年 50巻 3号 p.145-162, doi:10.5917/jagh1987.50.145
  6. ^ 藤田嘉彦、火山岩体石油鉱床の起源 『地学雑誌』 1986年 94巻 7号 p.612-619 , doi:10.5026/jgeography.94.612
  7. ^ 馬原保典, 中田英二, 大山隆弘 ほか、論文 化石海水の同定法の提案 -太平洋炭鉱における地下水水質・同位体分布と地下水年代評価- 『地下水学会誌』 2006年 48巻 1号 p.17-33, doi:10.5917/jagh1987.48.17
  8. ^ 谷口敦行、箕浦幸治、温泉化学組成からみた東北日本北部域における地すべり粘土の化学組成 『日本地質学会学術大会講演要旨』 日本地質学会 第120年学術大会(2013仙台) セッションID: R19-O-3, doi:10.14863/geosocabst.2013.0_276
  9. ^ 古谷元、渡部直喜、小松原岳史 ほか、新潟県東頸城地域の地すべり土塊内における高濃度Na-Cl型地下水の分布とその起源 『応用地質』 2005年 45巻 6号 p.281-290, doi:10.5110/jjseg.45.281
  10. ^ 杉崎隆一、吉本泰介、加藤喜久雄 ほか、南関東ガス田の地球化学的考察:とくにガス成分と鉱床の存在状態との関連について 『地質学雑誌』 1963年 69巻 809号 p.67-81, doi:10.5575/geosoc.69.67


「化石海水」の続きの解説一覧



化石海水と同じ種類の言葉


英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「化石海水」の関連用語

化石海水のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



化石海水のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
デジタル大辞泉デジタル大辞泉
(C)Shogakukan Inc.
株式会社 小学館
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアの化石海水 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。

©2024 GRAS Group, Inc.RSS