副嗅球とは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 辞書・百科事典 > 百科事典 > 副嗅球の意味・解説 

副嗅球

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2015/08/01 08:42 UTC 版)

副嗅球(ふくきゅうきゅう、: accessory olfactory bulb)とは脊椎動物嗅覚系の一部であり、嗅球(特に区別をしたいときには主嗅球と呼ぶ)の背側に存在する。フェロモンを感受することで知られる鋤鼻器官神経上皮からの軸索が投射する。主な投射先は視床下部である。基本的な細胞構築は主嗅球に類似するが、僧帽細胞と房飾細胞の区別がはっきりしないことや主嗅球と比べて層構造がばらけている点などが異なっている[1]。神経上皮からのの入力は糸球体で僧帽房飾細胞と興奮性シナプスを形成する。抑制性の糸球体周辺細胞や顆粒細胞が存在する。特に 僧帽房飾細胞と顆粒細胞は相反性シナプスを形成している。




「副嗅球」の続きの解説一覧



英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「副嗅球」の関連用語

副嗅球のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



副嗅球のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアの副嗅球 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。

©2024 GRAS Group, Inc.RSS