前史、マラーター王国の建国
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/03/15 09:13 UTC 版)
「マラーター同盟」の記事における「前史、マラーター王国の建国」の解説
1660年前後よりデカン高原西部にて、シヴァージーの率いるヒンドゥー教徒のマラーターがムガル帝国に反乱を起こす。シヴァージーはマラーター王国を建国、長期間のゲリラ戦にてムガル帝国の皇帝アウラングゼーブを苦しめた。 1680年シヴァージーが死んで、息子のサンバージーが後を継いだが、アウラングゼーブのムガル帝国軍がムスリム5王国のビジャープル王国、ゴールコンダ王国を滅ぼしデカンでの戦いを有利に進めていく中で、彼は1689年にムガル帝国との戦いでとらえられて、処刑されてしまった。 サンバージーが殺されてしまい、その弟のラージャーラームは南インドに逃げて王国を復興しようとしたが、ムガル帝国が一時的に南端部を除く全インドを支配した。結果的に王国が復興したのは彼の死後、妻ターラー・バーイーの時代だった。
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