初期の映画
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短編映画『Sailors, Beware!』で銀幕デビューを果した後、ローチのもう1本の短編映画『What Women Did for Me』(1927年)にも出演した。同年ダグラス・フェアバンクスの次回作『ガウチョ』のスクリーンテストを受ける。 伝えられるところによればフェアバンクスはヴェレスを甚く気に入り、直ちに契約を結んで共演者として雇い入れた。1927年の公開と同時に『ガウチョ』はヒットし、批評家は勇敢な演技と印象的なスタントで知られるフェアバンクスと並んで引けを取らないヴェレスの力量を順当に評価した。 1928年、2本目の長編作品であるドナルド・クリスプ監督の『突撃』に出演。同年ワンパス・ベビー・スターズの1人に選ばれる。1929年、D・W・グリフィス監督の『心の歌(英語版)』に出演、またトッド・ブラウニング監督の『獣人タイガ(英語版)』で若い中国人女性を演じた。気まぐれで短気な(しばしば没落した、或いは単に娼婦である)異国・少数民族の女性を演じ続けたため、ゴシップ欄の記者たちは「メキシコのハリケーン」、「メキシコの山猫」、「メキシコの向こう見ず」、「荒々しいルーペ」、「辛口のタマレ」とヴェレスを称した。
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