切れ負け
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/29 04:55 UTC 版)
あらかじめ定めた持ち時間を過ぎると即時間切れとなる設定。将棋においては「指し切り」とも言う。また、制限時間が来ると無情に対局時計の旗が落ちる様子からギロチンとも呼ばれる。最も単純な方式で、対局時間もあらかじめ定めた時間よりも延長しないこと、どのような対局時計でも対応していることから、アマチュアの大会や早指し、練習対局などで主に採用される。 シビアで緊張感がある一方、時間切れ間際での棋譜のレベル低下や盤上の勝負と無関係な時間切れによる決着、終盤時間に追われた対局者による局面の乱雑化(駒や石の位置が正確に分からなくなる)や対局時計を叩きあう見苦しい状況などが起こりうるため、プロによる公式な大会ではほとんど採用されない。
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