冠位十九階とは? わかりやすく解説

冠位十九階

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/03/29 15:03 UTC 版)

冠位十九階(かんいじゅうきゅうかい)は、649年から664年までの日本にあった冠位制度である。制定年から大化五年の冠位、『日本書紀』の字句から冠十九階とも呼ばれる。それぞれ制の字を付けて冠位十九階制、大化五年の冠位制などと呼ばれることも多い。以前の七色十三階冠を改正したもので、冠位二十六階制によって廃止になった。


  1. ^ 『日本書紀』巻第25、孝徳天皇大化5年2月条。新編日本古典文学全集『日本書紀』3の170-171頁。
  2. ^ 武光誠「冠位制の展開と位階制の成立」等。
  3. ^ 坂本太郎『大化改新の研究』422-423頁。
  4. ^ a b 坂本太郎『大化改新の研究』423頁。
  5. ^ 武光誠「冠位制の展開と位階制の成立」54-56頁。
  6. ^ 宮崎市定「日本の官位令と唐の官品令」221頁。
  7. ^ 武光誠「冠位制の展開と位階制の成立」52-53頁。


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冠位十九階

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/21 07:06 UTC 版)

冠位・位階制度の変遷」の記事における「冠位十九階」の解説

詳細は「冠位十九階」を参照 冠位十三階は、制定2年後一部名称の変更下位の冠に位置する大花から小乙までを上下分割して、冠位十九階に改められた。その構成は、大織小織大繡小繡大紫小紫大花上大花下小花上小花下大山上大山下小山上小山下大乙上大乙下小乙上小乙下立身である。大化5年649年)に施行された。

※この「冠位十九階」の解説は、「冠位・位階制度の変遷」の解説の一部です。
「冠位十九階」を含む「冠位・位階制度の変遷」の記事については、「冠位・位階制度の変遷」の概要を参照ください。

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