写真等級とは? わかりやすく解説

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しゃしん‐とうきゅう〔‐トウキフ〕【写真等級】

読み方:しゃしんとうきゅう

写真乾板撮影した星の黒さ調べて光の強さ知り、これを等級換算したもの。写真肉眼より青色方に強く感じるので、星の色によって実視等級異なる値になる。


写真等級

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/09/22 01:24 UTC 版)

写真等級(しゃしんとうきゅう、Photographic magnitude)は、撮影した写真から求められた天体の明るさの等級である。

天体の明るさを正確に測定できる光度計の出現の前、天体の視等級は、カメラで写真を撮影することにより求められた。写真フィルム写真乾板に撮影されたこれらの画像は、裸眼や光度計で見るのと比べ、スペクトルの青色端で感度が高かった。その結果、青色の恒星は現在の視等級よりも低い数値、赤色の恒星は現在の視等級よりも高い数値となった。例えば、赤色超巨星であるいて座KW星の写真等級は11.0から13.2であるが、視等級は約8.5から11である。

写真視等級の記号は、mpg、写真絶対等級の記号はMpgである[1]

出典

  1. ^ Norton, Arthur P. (1973). Norton's Star Atlas. p. 29. ISBN 0-85248-900-5. "apparent photographic magnitude" 

「写真等級」の例文・使い方・用例・文例

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