円太郎バス
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/11/13 03:34 UTC 版)
円太郎バス(えんたろうバス)は、1923年(大正12年)の関東大震災に伴う路面電車網被災後の市内輸送補充策として東京市が応急に導入したバス車両の通称。都営バスの源流となった。
- ^ エンジンを同じくする乗用車型のモデルTよりもシャーシ全長が長く、低速・重量仕様になっていた。
- ^ 円太郎馬車(読み)エンタロウバシャコトバンク
- ^ 円太郎は乗合馬車の時代にスターとなった落語家。乗合馬車は、御者がラッパを吹きながら乗合馬車を進ませた。4代圓太郎は、寄席で自らが高座に入場する際に、出囃子替わりに馬車の御者のラッパを吹きながら入場したことがバカウケし、圓太郎は一躍スターとなり、(馬車が「円太郎」と呼ばれただけでなく)自身も「ラッパの圓太郎」の異名をつけられた
- ^ フォードT型・TT型は前進2段・後進1段の変速機をペダル踏み替えのみで操作できる操縦容易な設計で、当時の他の自動車に比べて運転が習得しやすいという有利な特徴があった。
- ^ a b 一般社団法人 日本機械学会. “機械遺産 円太郎バス(フォードTT型)”. 2015年10月31日閲覧。
- ^ “文化審議会答申 ~国宝・重要文化財(美術工芸品)の指定及び登録有形文化財(美術工芸品)の登録について~”. 文化庁. 2020年3月19日閲覧。
- ^ 一般社団法人 日本機械学会. “日本機械学会認定「機械遺産」の所在地及び連絡先一覧”. 2015年10月31日閲覧。
- ^ 令和2年9月30日文部科学省告示第118号。
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「円太郎バス」の続きの解説一覧
- 1 円太郎バスとは
- 2 円太郎バスの概要
- 3 関連項目
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