先祖とハンセン病
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/20 07:01 UTC 版)
遠山家は1403年遠山左京進藤原友重が美濃国土岐郡小田郷五ケ村を領したのが初めてで、その十二代の子孫遠山為吉が医師になって代々大富村で医を業としていた。ここから土岐町高山に移り、医家3代目の道栄(1836-1897)は1874年に土岐町に「回天病院」を開設しハンセン病の治療を始めた。道栄は早くからハンセン病治療に関わった後藤昌文に学んだ医師で、明治末までは、ハンセン病以外の病気も含め多い時で年間6,000人近い患者を診察した。三男権助(1879-1951)は後を継ぎ道栄を名乗った。その実兄が東京帝国大学を卒業した遠山郁三である。
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