佐々木道誉
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佐々木 道誉(ささき どうよ)、佐々木 高氏(ささき たかうじ)、京極 道誉(きょうごく どうよ)、京極 高氏(きょうごく たかうじ)は、鎌倉時代末期から南北朝時代にかけての武将、守護大名。若狭・近江・出雲・上総・飛騨・摂津守護。
注釈
- ^ 『尊卑分脈』では応安6年8月25日に68歳で死去したとの記載があり、逆算すると徳治元年(1306年)生まれとなる[2]。この説は『鎌倉・室町人名事典』[3]のほか、『世界大百科事典 第2版』、『大辞林 第3版』、『百科事典マイペディア』、『デジタル大辞泉』が採用している(コトバンク - 佐々木高氏 の項)。
- ^ 山門神輿造替沙汰被執行之。惣奉行人高秀。親父道誉去八月廿五日他界之間。……
- ^ 佐々木佐渡大夫判官入道道誉帰寂於江州
- ^ 紺戸淳は、『尊卑分脈』記載の没年および享年から算出した徳治元年(1306年)生まれ説を採用して元服の時期を1315年-1320年頃と推定し、その当時の得宗家当主であった高時と烏帽子親子関係を結んだとしている[9]。永仁4年(1296年)を採用して1305年-1310年もしくはこの前後に元服したと考えたとしても同様に考えることができる(高時は1309年に元服、1311年に得宗家当主となっている)。
- ^ 前日に竹の下方面の脇屋義助軍の大友貞載と塩冶高貞が足利方に寝返っており、義助軍は劣勢となっていた。箱根方面の義貞軍は有利に展開していたが全体の情勢から一旦退却・立て直しの判断をした。この撤退中に義貞軍の導誉が寝返り行為を行った。
- ^ なお、このとき導誉は「配流の宣下には俗名が記されるが、将軍と同じ高氏では申し訳ない」との理由で峯方に改名している。峯はすなわち比叡山を指すことから、この改名もまた山門を挑発する目的で行われたことが窺える。
- ^ この陰謀の発案者は導誉とする意見もある[要出典]。
- ^ 当時北朝の公家だった洞院公賢は日記『園太暦』の正平14年/延文4年(1359年)8月17日条に武家権勢導誉法師と導誉を記している。
- ^ 正平18年/貞治2年(1363年)7月19日、吉田厳覚が秀綱の孫で導誉の曾孫に当たる嫡流の佐々木秀頼を擁立しようとして高秀に殺害された。高秀は事件前後に義詮に報告、黙認を取り付けていたが、高経は事件の責任を追及して高秀の侍所頭人を辞職に追い込んだため、導誉の失脚を目論んだ可能性がある。
出典
- ^ 『デジタル版 日本人名大辞典+Plus』(コトバンク)「佐々木高氏」の項、『ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典』(コトバンク)「佐々木道誉」の項。
- ^ 紺戸 1979, p. 17.
- ^ 勝山清次 著「佐々木高氏」、安田元久 編『鎌倉・室町人名事典』(コンパクト)新人物往来社、1990年、241頁。
- ^ 『花営三代記』応安六年十二月二十七日条[注釈 2]。
- ^ 『常楽記』応安六年十二月二十七日条[注釈 3]。
- ^ a b c d e f g 今井尭ほか編 1984, p. 301.
- ^ a b c d e f g h i 田村哲夫編修 1980, p. 230.
- ^ a b c d e f g 『寛政重修諸家譜』
- ^ 紺戸 1979, p.15系図・p.18.
- ^ 紺戸 1979, pp. 11–14.
- ^ 臼井信義 著「尊氏の父祖 ―頼氏・家時年代考―」、田中大喜 編『下野足利氏』戎光祥出版〈シリーズ・中世関東武士の研究 第九巻〉、2013年、69頁。
- ^ a b c d e f g h i j k l m n o p q 大山眞一「中世武士の生死観(7)―『太平記』における「死にざま」と「生きざま」の諸相」日本大学大学院総合社会情報研究科紀要 No.10, 343-354 (2009) 日本大学、2021年1月10日閲覧。
- ^ 森 1994, pp. 30–31.
- ^ a b 森 1994, pp. 34–37.
- ^ 森 1994, p. 34.
- ^ a b 森 1994, p. 166.
- ^ 森 1994, pp. 167–168.
- ^ 森 1994, p. 168.
- ^ 森 1994, pp. 169–170.
- ^ 森 1994, p. 170.
- ^ 森 1994, pp. 215–217.
- ^ 『貴重書解題 第六巻』
- ^ 『滋賀県の地名』平凡社〈日本歴史地名大系25〉、1991年。
- ^ 森 1994, p. 171.
- ^ 森 1994, pp. 171–172.
- ^ 森 1994, pp. 172–173.
- ^ 森 1994, p. 173.
- 1 佐々木道誉とは
- 2 佐々木道誉の概要
- 3 人物
- 4 系譜
- 5 創作作品
- 6 外部リンク
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