低投票率の懸念
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2017/10/28 07:23 UTC 版)
「2013年茨城県知事選挙」の記事における「低投票率の懸念」の解説
2005年は郵政選挙、2009年は民主党政権への政権交代選挙と、注目度の高い衆議院総選挙との同日選挙であったため、例年30%台の投票率で推移している中で60%を越える投票率を記録してきた。対して、今回は国政選挙との同日選挙とはならず、更に参議院選挙の直後ということもあり、近年では同様に参院選直後で茨城県知事選挙史上最低だった2001年の29.93%(全国歴代ワースト8位)の更新はおろか、知事選全国最低(2011年埼玉県知事選挙の24.89%)の更新も懸念されていた。実際、期日前投票も低調に終わり、9月5日には県選挙管理委員会が緊急声明を出す事態となった。 このため、ご当地アイドルやご当地ヒーロー、ゆるキャラらを一日選挙管理委員に任命しての啓発活動や、県内の地域を舞台にしたアニメ作品の啓発動画の作成・公開やイラスト入り啓発ティッシュの配布などを行った。 この啓発の効果もあってか、最終投票率は31.74%で、過去最低だった2001年の知事選や知事選全国最低の2011年の埼玉県知事選を下回ることは何とか免れた。それでも、前回の知事選から投票率は半分以下となり、県知事選では過去3番目の低さであった。
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