京成AE形電車 (初代)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/04/16 03:56 UTC 版)
京成AE形電車(けいせいAEがたでんしゃ)は、京成電鉄に在籍していた特急形電車。
注釈
- ^ もっとも京成本線には船橋や大神宮下のように駅のホーム自体が本線のカーブ上に設置されているケースが少なくなく、空港特急に最適なカントを設定した場合、ここに停車する空港特急以外の列車の乗客が転倒する恐れがあった。そのため、そうした駅では空港特急側の乗り心地を犠牲にしてカントを低く設定している。
- ^ 最寄り駅である京成成田を空港特急が素通りする計画であることを知らされた当時の成田山新勝寺幹部は、「昔だったら(京成電鉄の)社長を呼びつけ、一カツするほどのこと」と怒り、京成本社に何度も足を運んで空港特急の京成成田停車を要請したとされる。だが新空港開港を控えたこの時期、京成電鉄本社の空港特急の運行方針は揺るがなかったという。もっとも、あまりの乗車率の悪さなどから開港後に方針の見直しが行われ、新東京国際空港開港の翌年にあたる1979年9月1日のダイヤ改正で空港特急の京成成田停車が実現している。
- ^ 後に計画そのものが廃止となった。
- ^ 1978年の開港時点では東関東道高谷JCT - 宮野木JCT間および首都高速湾岸線は未開通(1982年4月開通)。
- ^ 「K」の表記は「km/h」を意味する。
- ^ 制御車に踏面清掃作用のないディスクブレーキを採用した結果、信号などの軌道回路の接触が不安定になるという問題が発生した。このため、本形式の機器流用による更新車である3400形では、このFS083は基礎ブレーキが片押し式ユニットブレーキに変更され、FS083Aとなっている。
- ^ 「空港特急」の表示を掲出して留置されていたが、こちらは使用されることなく終わった。後に「スカイライナー」も掲出するようになる。
- ^ 第3編成は日本車輌製造製だったため、2代目AE29には日本車輌製造と東急車輛製造の2枚の製造銘板が貼付されていた。
- ^ 先頭車は斜めの帯がアクセントで追加されており、先頭車車端部には新たに「AIRPORT EXPRESS skyliner」ロゴが表記されるようになった。
出典
- 1 京成AE形電車 (初代)とは
- 2 京成AE形電車 (初代)の概要
- 3 編成
- 4 脚注
- 京成AE形電車_(初代)のページへのリンク