交子とは? わかりやすく解説

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こう‐し〔カウ‐〕【交子】

読み方:こうし

中国で、宋の真宗のころ、主として四川地方用いられ紙幣初め私的取引使われたが、のち仁宗のころに官営となった


交子

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/05/23 07:54 UTC 版)

交子(こうし)とは中国北宋代に四川地方で発行された紙幣。世界史上初の紙幣とされる。北宋では交子、南宋では会子と呼ばれた[1][2]


注釈

  1. ^ 当時は茶の専売や塩の専売が行われており、茶引中国語版や塩引と呼ばれる手形も紙幣の代用品として流通し、生産地では専売品との引き換えに使われた[2]

出典

  1. ^ a b c 松丸ほか編 1997, p. 358.
  2. ^ a b c 宮澤 1998, p. 500.
  3. ^ 宮澤 1998, pp. 375, 441.


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