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こう‐しょう〔カウセウ〕【交^×鈔】

読み方：こうしょう

中国の金・元・明代に使用された紙幣の総称。宋代の交子(こうし)から発達したもので、明代のものは特に宝鈔(ほうしょう)という。

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交鈔

出典: フリー百科事典『ウィキペディア（Wikipedia）』 (2024/01/30 03:19 UTC 版)

交鈔（こうしょう）とは中国の金王朝と元王朝の時代に発行された紙幣を指す。元のもとでは1260年から1356年にかけて中国で流通した。世界初の紙幣としては宋王朝の交子があり、交鈔はさらに広範な領域で通貨として流通した。宋の交子が当初は鉄貨の引換券だったのに対して、交鈔は当初から通貨として発行されたという特徴をもつ^[1]。

出典

^ ^a ^b 湯浅 (1998) p.170
^ 湯浅 (1998) p.173
^ 湯浅 (1998) p.174
^ ^a ^b 植村 (1994) p.10-11
^ 湯浅 (1998) p.176-177
^ 植村 (1994) p.14
^ 亀長洋子『イタリアの中世都市』山川出版社、2011年、79頁。ISBN 978-4-634-34944-5。
^ ポーロ (1300) 第3章107節
^ 齋藤 (2011)
^ イブン・バットゥータ (1355) 第7巻
^ 湯浅 (1998) p.340-342

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