互形とは? わかりやすく解説

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互形

読み方:たがいがた

  1. 張形二個を根本にて捩ぢ合せ、其合せ口の中間に丸き鍔を入れたる物。女二人にて共同使用するが故「互形」と云ふなり。寛文頃より慶応の末頃まで奥女中などが使用せり。一名両首」と云へり。近世所謂ト一ハ一」は此互形の代用物を手拭にて造るなりと聞く
  2. 互形。淫具一種張形二個連接中央に鍔あり、女子二人相対して男女性交に摸し互にその淫情満たす具。一名両首両頭といふ。寛文慶応の末頃まで禁裏大奥御殿女中長局などの類密かに用ひものなり。「房中用具狂歌抄」に「女同志抱き合ひ入れる互形中がよければふちもよきなり」とあり。「牛の角もぐと女が二人出来」「大小はあれど値段互角なり」。
  3. 頭ともいへり、又両首張形二個つなぎ合せたるものをいふ。
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