亀井派時代とは? わかりやすく解説

亀井派時代

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/14 08:24 UTC 版)

志帥会」の記事における「亀井派時代」の解説

江藤政界引退表明を受け、2003年10月10日亀井3代目会長就任したが、亀井会長就任してから間もなく同年第43回衆議院議員総選挙における公認問題をめぐり、同派の最高顧問だった中曽根小泉純一郎総裁により総選挙不出馬引退追い込まれた。 長年持論であった郵政民営化強力に推進する小泉対し亀井参院亀井派会長中曽根弘文らは強硬に反対。しかし、亀井姿勢小泉改革賛同する水野賢一らの離反引き起こした亀井が「反小泉」の旗幟鮮明にするにつれ、亀井派離脱する議員もいたが、亀井退会意思示した議員引き止めず、「(亀井トレードマークである)亀のバッジをつけていると、選挙不利だから、亀のバッジはずしてやってくれ」と逆に自派議員たちを思いやったという。亀井のほか、元衆議院議長綿貫民輔、前総務会長堀内光雄、元郵政大臣野田聖子ら、亀井派以外の派閥からも衆院での郵政民営化法案採決では造反者相次いだが、5票差で可決される。しかし、参議院では中曽根弘文らの造反により、法案否決された。これを受け、小泉はただちに衆議院解散する解散後亀井志帥会会長辞任し自民党を離党綿貫や元国土庁長官亀井久興と共に国民新党結党した。なお亀井派所属農林水産大臣島村宜伸が、閣議衆議院解散反対辞表提出したが、小泉罷免された。

※この「亀井派時代」の解説は、「志帥会」の解説の一部です。
「亀井派時代」を含む「志帥会」の記事については、「志帥会」の概要を参照ください。

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