亀の湯
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/11 23:36 UTC 版)
青池 源治郎(あおいけ げんじろう) 鬼首村出身で亀の湯の次男。小学校卒業後に神戸市に出て、「青柳史郎」の芸名で活弁士をしていたが、トーキー映画の登場により仕事の場を失い、23年前の1932年(昭和7年)に妻子とともに村に帰還、亀の湯の主人となる。活弁士の仕事を良く思っていなかった父親(先代の亀の湯の主人)が外聞を悪がり、活弁士時代の写真をすべて焼き捨ててしまったため村に現存する写真がなく客観的な顔姿の確認が不可能。同年11月25日(当時28歳)恩田幾三により殺害されたと考えられていたが、磯川警部は死体の顔が損傷していたことなどから加害者と被害者が逆ではないかと疑っていた。 青池 リカ(あおいけ リカ) 源治郎の妻、亀の湯女将。背が高く、凛とした京女風の美人。50歳前後ほど。1932年(昭和7年)の事件、1955年(昭和30年)の事件両方の犯人。自殺する。 青池 歌名雄(あおいけ かなお) 源治郎の息子、鬼首村青年団副団長。1930年(昭和5年)生まれ。高校時代は野球でピッチャーをやっていたこともあって、立派な体格をしている。美男子で歌唱力もあり、村の娘たちの人気者。由良泰子と恋仲。 青池 里子(あおいけ さとこ) 源治郎の娘。1933年(昭和8年)生まれ。お幹によると「心臓が弱い」。顔の造作そのものは美しいが、生まれつきの左半身の赤痣を気にしてあまり人前に出ない。母の罪にいち早く気づく。 お幹(おみき) 亀の湯女中。26、7歳ほど。実家の屋号は「笊屋」。大空ゆかりを嫌っている。
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